私たちが、現代的な生活を満喫するために、活用しているインフラストラクチャー
ですが、これはもちろん自然が提供してくれたものではありません。
過去の日本人の 「投資」 が実を結び、実現・維持されてきたものです。
具体的には、高度成長期における公共投資です。
そもそも日本人のほとんどは誤解していますが、日本の高度成長期は、
何も、「輸出」 により達成されたものではありません。
「輸出立国」 の正確な定義がなんなのかは知りません。
しかし、もし、現在の中国のように、
輸出対GDP比率が、3割を超えることと定義するのであれば、
日本は戦後、一度も輸出立国だったことはないのです。
日本の高度成長期は、旺盛な個人消費と政府の支出という、「内需」
の拡大に対応するため、民間企業の設備投資がふくらんだ結果、
実現したのです。
別に、「輸出は高度成長に貢献しなかった」 などと極論を言う気は
さらさらありません。
現在の私たちは、高度成長期に公共投資として整備された、交通インフラや、
生活インフラの上で繁栄をおうかしているわけです。
逆の言い方をすると、過去の日本が大々的な公共投資により、インフラを整備
してくれなければ、私たちの現在の生活水準は達成sれなかったことになります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・不況・不景気かかってこい!
・格差社会って、ほんとうに悪?
・経済ブログ